SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2020

2020年3月13日(金)
at 東京国際フォーラム ホールA

WINNERS

全27部門のWINNERS発表!

ユースケ・サンタマリア / きゃりーぱみゅぱみゅ / いとうせいこう

2020年3月13日(金)
at 東京国際フォーラム ホールAMAP
17:30開場 / 18:30開演

MC

  • ユースケ・サンタマリア
  • いとうせいこう
  • きゃりーぱみゅぱみゅ

MOVIE

INTERVIEW

INTERVIEW

ユースケさんはSPACE SHOWER MUSIC AWARDSの第1回(2016年)からMCを務めていますが、これまでを振り返ってみていかがですか?

ユースケ・サンタマリア(以下、ユースケ)正直、1回目のときは「そんなことやりはじめるんだ。でも、どうなるかわかんねえな」って思ってましたよ。

そうですね。

ユースケ初回でみんなが慣れない中、授賞式会場と受賞者のLIVE会場の中継にチャレンジしたんですよ。その時、自分の声がものすごく遅れて聞こえてきて、全然現地と会話できなかったりとか(笑)

いとうせいこう(以下、せいこう)うわー!一番焦るヤツだ。

ユースケとにかく1回目はみんなで大騒ぎしながら手探りで頑張りましたね。でも、2回目からは安定してるんだから、デキるチームですよ。とにかく1回目は実験でした。それで、せいこうさんが2回目から、きゃりーは3回目から一緒で、この3人でのMCはもう3回目ですから。この3人に固定されたこともうれしいです。毎回違う人なのは嫌だから。しかも、この3人はバランスがいいんですよ。頭脳明晰で、“噛まずのせいこう”と呼ばれるせいこうさんと……。

きゃりーぱみゅぱみゅ(以下、きゃりー)そんな呼ばれ方(笑)。

ユースケきゃりーもすごく臨機応変で。しかも、でしゃばらずに、楽しいときは笑ってくれる。そして、俺はつねに酩酊状態で。

せいこうある意味ね(笑)。

ユースケアルコールのせいじゃないけど、ぼんやりした状態でなんとか3人がひとつになってアワードを回すっていう。3人が3人シャキシャキしてても、キャラがぶつかり合ってつまらないんですよ。だからバランスが大事。僕も多分、自分1人で回さなきゃいけないってなったらちゃんとやると思うんですけど。

せいこういやいや、絶対やらないだろ(笑)。

ユースケでも、こうやってせいこうさんときゃりーがちゃんといるから、「じゃあ、俺はいいか!」っていうことで敢えて寝ずに本番を迎えたりね。

きゃりーいや、ちゃんと寝てください(笑)。

せいこうちゃんと寝てくれたら俺たちもラクなんだよ(笑)。

ユースケいやあ、前回はたまたま疲れてたんですよね、忙しくて。いつもならステージに出たらスイッチが入るはずなのに、最後まで入らないままアワードが終わってしまったっていう。

あの暴走っぷりでもスイッチ入ってなかったんですか(笑)。

ユースケみなさん、そう言ってくれたからよかったけど、俺の中ではあれはもう、記憶ないもん。

せいこう後半、3つぐらいの賞の発表のとき、ユースケは自分のセリフ一切読まなくて、代わりに俺が読んだからね。

せいこうさんはユースケさんとのMCについてどう考えていますか?

せいこうユースケの面白いところは昔から知ってるから、俺はユースケがやりたいようにやらせてあげたいっていう気持ちだけでこのアワードに来てるんだよ。

きゃりーうん。

せいこうユースケがやりたいようにやるとすごく面白いから。普通、こんなデカいアワードであんなふざけたMCをする人はいませんよ。やっぱり、どんなにふざけた人でもああいう場では自然とちゃんと台本を読むようになるから。でも、ユースケに限ってはいちいちウソが混ざる、いい加減なことを言う、平気で集中力がなくなる。

あはは!

ユースケしかも、けっこう早いうちにね。

せいこうそう(笑)。そういう不確定要素があるから、こっちもやってて面白んだよね。そういうふうに生放送の楽しさが持続しているというか、やってて飽きないよ。

ユースケ生っていうのはいいですよね。

せいこう何が起こるかわからないもん。今回だってユースケがちゃんとしてるかどうか全くわからないわけじゃない? でも、急にちゃんとすることもあって。

きゃりーユースケさんは打ち合わせでは誰よりも真面目で。

せいこうそうそうそう。

きゃりー「ここってこうなの?」とかちゃんと確認したりするし、制作に関してもどんどん意見を出すんですよ。そうすることでアワードがどんどんよくなってるイメージがあります。

ユースケ俺は「また厄介なこと言っちゃったかな」ってあとで反省するんだけど、本気で思ってることだからからつい言っちゃって。ほら、とにかく賞がたくさんあるから「もうちょっと賞は絞ったらいいんじゃないか?」とか!

せいこう&きゃりー(笑)

今、こうやって話を聞いていても感じますけど、3人のバランスは絶妙ですよね。

ユースケこれはやってみてわかりましたね。

せいこうそうだね、やってみたらこうなった。

ユースケこの3人のバランサーはきゃりーなんですよ。

せいこうそうなのそうなの、完全にそう。

ユースケ前に出ようとする女の子だったらもう、終わってますよ。

せいこういや~、もう困る困る。そっちの面倒も俺が見なきゃいけなくなるから。きゃりーちゃんはスーッといなくなったり、いたりできるんだよね。

ユースケそうそう! しかも、完全に気配を消すんじゃなくて、いい感じの空気感を出してくれるの。負のバイブスを出さないで、笑ったり穏やかな感じでいてくれるから和む。

せいこうそれは楽しいからだもんね。

きゃりーそう、楽しいんですよ! 私は自由なユースケさんとツッコミのせいこうさんのネタを見てる感じで笑ってるだけなんで、すごく楽しいです。あと、アワードは長尺だし、最初の頃は集中力の問題があったりしたんですけど、せいこうさんとユースケさんはステージ袖でも「きゃりー、あの番組観た? すごい面白かったよ」とかちゃんとお話してくれるので、いろいろ勉強になります。

ユースケこっちはなんでもない無駄話をしてるだけなんだけど、きゃりーはそうやっていいふうに受け取ってくれるよね。

せいこう普通、ステージ裏ではMCはバラバラだし、ステージでも台本を読んでるだけなんだけど、それだと面白くないし、音楽っぽくないんだよね。司会にもセッションがあるんだから。でもこれはスペシャでしか許されないやり方なんですよ。普通の局でこんなことやったら怒られますよ。

ユースケ俺たちはチームだし、ステージにいないときもコミュニケーションをとりたいんだよ。もしこれがきゃりー以外の子なら、俺らと一緒にいないで楽屋に帰ってますよ。もしそうなったら俺は「次回、あの子と一緒だったら俺はMC降りる」って言い出しかねない。

きゃりーめちゃめちゃ厳しい!(笑)

せいこうこの先、きゃりーちゃんがメイク直しに行きづらくなるじゃん(笑)。

ユースケそんなことないよ!俺、きゃりーが緊張してるかな?と思ったからちょっとでも和ませようとして、「ラッセーラー! ラッセーラー!」って。

あの唐突な叫びはそういう理由だったんですか(笑)。

ユースケそこからきてるんですよ。で、「ラッセーラー!」って言ってるうちに自分が楽しくなって、そのへんからもう記憶が飛んじゃって。

せいこうそれ、アワードの最初じゃねえかよ!(笑)

きゃりー私の隣で急に大声で言い出しましたよね(笑)。

ユースケそう、きゃりーが耳塞いでね。これ、他の現場でもよくやるんですけど、それでいい感じになることがあるんですよ。

ところで、アワードの構成はどれぐらいの時期に決まるものなんですか?

ユースケアワードのちょっと前ぐらいに台本が送られてきます。

せいこう基本的にアワードは賞をあげることの繰り返しなんですよ。だから、僕は誰が出るのかぐらいを見てます。

ユースケあとチェックするのは、誰がライブをやってくれるのか。会場に来てくれるだけでもうれしいけど、ライブをやってくれるともっとうれしいじゃないですか。

アーティストのみなさんもこのアワードに来ることを楽しんでいるように見えます。

ユースケそれは俺らも最近感じる。うれしいですよね。

せいこうユースケのいい加減さを楽しみに来てくれてるよね。賞をもらうときにユースケが変なこと言っても怒らないし。

きゃりー受賞インタビューで「人生で初めてトロフィーをいただきました」って目をキラキラさせながら話していて、そういう姿を見ていても素晴らしい式典だと思います。

ユースケたしかに、すげえ喜んでくれる人は多いよね。

きゃりーうん、あとはその日のために正装してきたりするのも素晴らしいなって思います。

ユースケでも、もう少しアワードの格式を高くしていきたいっていうのはあるな。「ここで賞をとるのはすごいことなんだ」っていうふうにしていきたい。

きゃりーうんうん。

せいこうそうだな。このアワードは、若い子たちがフェスとかで見て「いいな」と思うようなミュージシャンがちゃんと評価されて、その人達が出演して、なかにはライブをしてくれる人たちもいる。そうやってお客さんは日本の音楽の最先端を見ることができるのがまず大事で。それがなぜかユースケのハラハラするような司会で進行するっていう。そういうふうに両面が面白いっていう賞はあるようでないのよ。それをお客さんもわかってるから、ユースケがいい加減なことを言うと笑うようになってるもんね。会場に来る人には特に楽しいと思ってもらえるアワードになってるし、唯一無二のものだと思いますよ。

2019年、誰か気になったアーティストはいますか?

ユースケ俺はKing Gnuがすげえなと思ったし、去年になるけどCHAIもよかった。あと、Tempalay。

せいこうああ、CHAIはいいよね。

きゃりー私はOfficial髭男dismですね。フェスで絶対入場規制がかかるし、iTunesでもずっと1位だし。

ユースケヒゲダンはドームクラスまでいくバンドだと思うよ。売れる前から曲がよかったからね。ドラマのタイアップがあったとはいえ、今はタイアップだから売れるわけじゃないし。

では、最近の音楽シーンを見ていて何か思うことはありますか?

せいこういいアーティストがいっぱい出てきてるよね!

ユースケ今、信じらんねえぐらいカッコいいバンドが多いと思う。多すぎて渋滞してる感じだもん。だから、フェスだと入場規制になるぐらい人気なのに、世間ではまだ知られてないっていうバンドが多いと思う。ヒゲダンとかKing Gnuみたいになれない。めちゃくちゃ独特でいいバンドでも、俺の周りとか誰も知らねえんだから。ラジオでもあまりかからないし。すげえいいバンドでもフェスで人気が出るだけで終わってる。今はそういう時代だと思う。

せいこうだから、そういう意味ではこのアワードがいいんですよ。そういうアーティストたちに光を当てて、ドカンといくきっかけを作れるから。ちゃんとした目利きが受賞者を選んでることは見てる人にもわかると思うし。

ユースケ忖度がないから。忖度がないアワードはうちらだけですよ。

きゃりーさんは最近の音楽シーンについてどう思いますか?

きゃりーいろいろ思うことはあります。例えば、YouTuberがすごく人気で、その方がCDを出して1位になったり、フェスに出演したりとか。でも、それもひと言でまとめると“令和っぽい”というか、それが今の時代だし、そうやって音楽シーンは進化していくんだと思います。あと、今はグループアイドルが多くて人気もあったりするので、私はソロアーティストとしてもっと頑張っていきたいなと思います。

最後に、今年でスペシャ30周年ということで、それぞれひと言いただけますか?

きゃりー私は18歳のときから「スペシャエリア」という番組でMCをやらせていただいて、そのあとも「きゃりーぱみゅぱみゅのなんだこれTV」をずっとやらせていただいたり、本当にお世話になってるんですけど、今回のアワードは30周年ということですごく豪華になるんじゃないかなと楽しみにしてます。

せいこうスペシャはずっとアーティストファーストでやってきた局だから、アワードにもその感じが出ることが大事だし、実際そうなってると思うんですよ。今回、30周年というアニバーサリーで、みんなの感謝とスペシャからの思いが合致することで温かいものが生まれてほしいし、今回のアワードもそういうものにできたら誇らしいし、きっとそうなるでしょう。なので、期待してもらってOKだと思います。

ユースケ僕もスペシャとの付き合いはいつの間にか長くなってますけど、最近はレギュラーをやってるわけでもないのに、こういう大きなイベントがあるときに帰ってこられるっていうのはうれしいですね。これからもこうやってつかず離れずやっていきたいです。ミュージシャンにとっては、スペースシャワーTVがあるのとないのとでは全然違うと思いますよ。MVをバリバリ流してくれるし、ミュージシャンのパーソナリティが垣間見える番組もいっぱいある。そんな局は他にないんだから、スペースシャワーはずっとないといけないんですよ。俺はその火を消したくない。

いい言葉です。

ユースケこうやってアワードの取材を受ける時期がくると、もうすぐ今年も終わりだって思いますね。でも、本番はまだけっこう先だよって思うけど、すぐにくるんだよね。

せいこう本当にそうだね。

ユースケ30周年は本当に大事だしバッドコンディションで本番を迎えるわけにはいかないので、しっかり寝ていくつもりでいますけど、インフルエンザになったらごめんなさい。

せいこうなるなよ!

一同(笑)

インタビュー/阿刀 “DA” 大志

ABOUT

SPACE SHOWER MUSIC AWARDSとは、
スペースシャワーTVの視点で音楽シーンを総括し、様々な音楽コンテンツで功績をあげたアーティストとクリエイターに、感謝と敬意を込め、表彰するアワードです。
2020年3月13日(金)に行われる授賞式では、2019年に活躍したアーティストが登場するほか、ライブパフォーマンスなど、スペシャルな夜をお届けします。

The awards show where Space Shower TV reflects on the music scene and expresses its gratitude and respect by presenting awards to those artists and creators who have had success with various music contents. We will bring you an awards ceremony and live performances from winning artists.

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